2024/01/09 なりすましの防止とメールの到達性を向上させる「DMARC設定」機能を追加

  1. ホーム
  2. ニュース
  3. なりすましの防止とメールの到達性を向上させる「DMARC設定」機能を追加
平素は当サービスをご利用いただき、誠にありがとうございます。

このたび当サービスでは、
メール認証技術であるDMARCの設定を簡単に行える「DMARC設定」機能を追加しました。

本設定を行うことで、Gmailをはじめセキュリティ基準の高いメールサービスに対して、
メールの到達性を向上させるほか、なりすましメールの送信防止対策としても有効にご活用いただけます。

「DMARC設定」はサーバーパネル上からクリックのみで設定可能で、
専門知識のない方でも、簡単にメールセキュリティを強化できます。

今回の対応により、
既に対応していたSPF、DKIMも含め、主要な送信ドメイン認証技術すべてに対応し、
当サービスをご利用いただくことで、法人等でのより厳格な用途におけるメールの利用が可能となりました。

いずれもサーバーパネルから簡単に設定が可能です。

----------------------------------------------------------------------
■提供開始日
 2024年1月9日(火)

■対象サービス
 エックスサーバー 全プラン
 Xserverビジネス  全プラン
 Xserverショップ  ベーシック / スタンダード / プレミアムプラン

■対応内容
 サーバーパネル内に「DMARC設定」機能を追加しました。
 本機能では以下2つの設定が可能です。

 (1)DMARCポリシー設定
   なりすましなど、メールの差出人としてドメインが第三者に不正利用された際に、
   受信者側の処理方法を指定できる設定です。

 (2)レポート通知設定
   なりすましなど、メールの差出人としてドメインが第三者に不正利用された際に、
   指定のメールアドレス宛に通知ができる設定です。

■ご利用方法
 サーバーパネル内「DMARC設定」機能からご利用いただけます。
 詳しいご利用方法は以下マニュアルをご参照ください。

  ◇[エックスサーバー]「DMARC設定」機能
  ◇[Xserverビジネス]「DMARC設定」機能
  ◇[Xserverショップ]「DMARC設定」機能

■DMARC(Domain-based Message Authentication, Reporting, and Conformance)とは
 電子メールにおける送信ドメイン認証技術です。
 送信ドメイン認証のためのSPFおよびDKIMを強化する仕組みで、
 送信側がSPFやDKIMの認証が失敗した場合の対応を「DMARCポリシー」として宣言することで、
 受信側は認証失敗時にこの「DMARCポリシー」を参照して、受信メールをどのように扱うかを判断します。
 これにより、ドメインのなりすましや、そのほかの不正なメール送信を制限できます。

----------------------------------------------------------------------

弊社では、今後もお客様により満足していただけるよう、サービス強化に注力して参ります。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。